2011年11月13日日曜日

丸美京屋⇄浅草寺

こんにちは。遠藤麻衣です。
今度、15日と19日にパフォーマンスを行います。
15日は丸美京屋から浅草寺へ参拝しに行くというパフォーマンスを行います。
浅草寺への散歩ついでのような感じで気軽にみにいらしてください。
19日は丸美京屋さんの中で昼と夜に二度パフォーマンスを行います。
気軽にお立ち寄りください。




ここは丸美京屋さんのいりぐちです。19日はここから中の様子を見るようになります。



今回、京屋さんが日本人形の小物、反物を売るお店だということで、もっと日本人形について知ろうと巣鴨にある日本人形館へ行ったりしました。
今回振付を考えるのに協力してくれた朋ちゃん(音楽研究科修士1年)

日本人形は、写真にとるとすごく怖く写ってしまうのですが、もった時の重さや角度でかわる表情など、とても愛くるしいものでした。
今の人形の胴体は主に合成樹脂などが使われていますが、かつては桐を粉状にしたものに糊を混ぜて型に押し込め形成していたそうです。
また、皮膚の白は胡粉という貝の粉と膠という動物性の糊をまぜて塗るそうで、手にふれて顔をなでていくうちにより肌がきれいになるのです。

この材料や、工程、日本画を描く手順とベースが同じです。

また、15日のパフォーマンスで顔面を白塗りにするのですが、人間の顔に施す化粧の過程や材料にもほぼ同じことが言えます。
白塗りした顔がどんなふうになるのか、ぜひ見に来てください。


京屋の奥さんが作られた人形。江戸に町娘の間で流行したスタイルを再現したそうです。


また、今回写真を衣装の素材として使おうということになり、ネットで調べたところ、浅草に二代続く川田写真館というところを見つけ、訪ねてみることにしました。

アポもなにもとらずに伺ったので、お店に入る時、写真を撮る訳でもないのに不審に思われはしないかと、かなり緊張していどみました。

しかし、店内に入ってご主人に趣旨を説明すると、まるで前からこの話を知っていたかのようにすんなりと受け入れてくださり、なんと貴重な、過去ここで撮られた写真をお借ししていただけることになりました。


川田さんと富田くん(音楽研究科修士2年)

写真を生業にされている方というのは、お客さんを一発で和ませたり、笑わせたりしなくてはならない、そういったことが身についている人だということを体感しました。

さすが下町浅草、粋で人情味豊かで、懐が広い方が多い街です。



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